ドウデュースくんが有馬記念を勝ったので

 昨日の有馬記念でドウデュースが勝ったので、ドウデュースに関する思い出をまとめたいと思います。日本酒1合飲んだ勢いです。ちなみにいまGⅢの調教BGMを聴いています。♪:Present For You

 

 最初にドウデュースを知ったのは、21年朝日杯FS。当時、大学4年生だった私は卒論執筆のためにその週末だけ実家に帰っていました。ゼミで3回目の発表を終えて、先生からもっと資料を集めて分析しないとだめだと言われたので、急遽実家に戻り資料を収集することになりましたが、朝起きられなかったのであきらめて競馬をみることにしました(諦めるな)。

 当時はそこまで競馬にはまっていたわけではなくて、21年だからダービーでエフフォーリアがシャフリヤールをハナ差破ったとき。急にダービー賭けたくなって、調べたら既存の口座からお金振り込んで馬券買えることが判明したので、急いで即パット登録した記憶です。ダービー当日は写真部の撮影会で和島に行っていて、後輩が電車内に忘れたスマホを取りに柏崎、そこから長岡に向かう車内でラジオ中継を聴いていました。3連複3点300円勝負していて、勝ったらみんなにラーメンおごってねって言われていたけど、ステラヴェローチェが3着に来て馬券が爆発。ステラヴェローチェとか知らないよ!と当時は思っていたけど、そのあと行方不明になって今年になって戻ってくるとはね。話題の馬でした。

 話を朝日杯に戻すと、ダービーのときは自分のなかで競馬うおおおだったけど、それ以降は特に見たり賭けたりしていなくてちょこちょこニュースを見るくらい。でも朝日杯のときはなぜかちゃんと見ようと思って、しかもドウデュースに乗る武豊がこれまで朝日杯を勝ったことがないとの情報もあったから、これ武豊勝つところ見たいなと思って、ドウデュース本命。対抗にダノンスコーピオン。名前と戦績からなんとなく。この2頭のワイドかな~と思っていたらドウデュースが1着、ダノスコが3着。ワイド当たってるやんと思ったけど、馬券はなぜか買っていなくて。なぜ。その日の新聞の占い欄で12月生まれは「ギャンブルいいよ!」みたいなことが書いてあったから、本当に買えばよかった。ともかくこれが初めてドウデュースを認識したときでした。

 

 私は自分が買った馬が勝つと好きになっちゃうので、ドウデュースも馬券は買ってないけど好きな馬になったし、武豊がずっと勝てなかった朝日杯で勝って、武豊の夢をかなえた馬という認識になりました。

 

 そこからクラシックまでは弥生賞に出走するも、ちょっと届かなくて2着。同じ舞台の皐月賞はきっと届いてくれるはずと信じて本命ドウデュース武豊皐月賞はイクイノックスが東スポ2歳S勝って直行ローテしたもんだから、足元の不安もささやかれていたけど本当にイクイノックスって強いのと半信半疑だった当時の雰囲気。オッズも混戦。朝日杯制したドウデュースはマイラーだから距離が長いのではとの声もあったと思う。結局レースはジオグリフが制して、ちょっと意外な感じ。イクイノックスは2着で結局強いのねと。そしてドウデュースは最後方から末脚伸ばして迫ったけど3着まで。中継でドウデュースしか見ていなかったから届け~~~~~と思ってたけど、前が止まらなくて残り50mくらいになって、あ…届かないわと悟った。

 

 レース後、武豊のコメント「ダービーを見据えてドウデュースの脚が届くかどうか確かめた」。単純なので、武さんがそう言うなら、そしてこの末脚を見せつけられたらダービーなら届きそうだなと思って、次走ダービーも本命。

 

 ダービーはなんやかんやあってダノンベルーガが1番人気、イクイノックス2番人気、ドウデュースが3番人気。あれ、ジオグリフは?って感じのオッズ。ドウデュースの単勝勝ってテレビの前で正座してみてた。最後の直線で伸びてきて、そのまま行け!!!と叫んだら、昼寝してた妹起こしちゃった。迫るイクイノックスを振り切ってダービー優勝。イクイノックスが負けたのはこのときの皐月賞とダービーだけだったね結局。

 

 応援している馬がダービー勝つってこんなに嬉しいんだねえ…

 

 そのあと、ドウデュースくんはフランス行きます!凱旋門賞走ります!ということで夏はゆっくり休んで秋にフランスへ。もぐもぐ食べて体重増やしてプールで泳いで体を絞る調整をするドウデュースにとって、フランス遠征は長い時間飛行機に乗るし、ごはん食べられなくて痩せちゃうかな…現地にはプールないからぶくぶく太って牛になるんじゃないかな…と思ってたけど、そんなこともなく。飛行機のなかでもずっとご飯食べてたらしいし、現地でも元気いっぱいでプールなしの調整も問題なかったようで安心。前哨戦のニエル賞はさらっと勝つんじゃないかなと思ったけど、4着?でも本番の凱旋門賞では大丈夫でしょ!と思ったら、レース開始直前に大雨で馬場がどろどろ。レースも最後方をずっと走ってドロドロになって末脚も炸裂せず。タイトルホルダー、ディープボンド、ステイフーリッシュとの4頭で参戦した日本勢は過去最強の布陣と言われていたけど、結局ダメでした。

 

 日本に戻ってきてからはしばらくお休み。年が明けて4歳になってからの初戦は京都記念。22年成績が芳しくなかったエフフォーリアが復活を期す…立ちはだかるはもぐもぐドウデュースという構図。私はエフフォーリアの復活を信じていたので単勝を購入。道中4番手ぐらいで進めたエフフォーリアだったけど、4角から失速。異常が発生したような失速の仕方で、もしかしたらもうダメかもしれないと思った。レースはというとドウデュースくんが直線あっという間に後続を引き離して圧勝。

 当時はそのまま引退してしまったエフフォーリアのことで頭がいっぱいで悲しかったけど、後々になってドウデュースくんが圧勝したことはうれしかった。

 

 そのあとドバイに行くぞ~のドウデュースくんだったけど、現地の検査でダメでレース走らずに帰ってきただけになっちゃった。対するイクイノックスは前年の天皇賞秋、有馬記念と連勝して、ドバイでも逃げ切り勝ち。凱旋門賞で惨敗して京都記念は勝ったけどドバイで走れず不完全燃焼のドウデュースくんとは対照的で、うまくいかないものだなと思いました。🐴だけに。

 

 帰国後、夏は休んで天皇賞秋からジャパンカップ有馬記念と王道の秋古馬三冠ローテを表明。イクイノックスは宝塚記念も勝っちゃって、完全に現役最強馬。ダービーは勝ったのに、気がついたら大きく引き離されてて。

 

 そのあと、イクイノックスも天皇賞秋への参戦を発表。ダービーぶりの直接対決で、ドウデュースくんぶちかましたれ!思って単勝めちゃ買ったけど、当日アクシデントで武豊が騎乗できず。急遽、代打の戸崎騎手になり、レースも伸びきれずに7着。

 

 そのときのショックがでかすぎて1か月競馬お休み。それまで毎週競馬してたのに、ドウデュースくんが負けて急にやる気なくなった。お金なくなったこともあるけど。

 ジャパンカップでのリベンジを、と思いつつも結局イクイノックスよな…ほかのメンバーも天皇賞のときより強くなっているし、と諦めかけてた。レースはイクイノックスが盤石のレース運びで勝ったわけだけど、ドウデュースくんも4着と健闘。あきらめちゃいけないなと思わせてくれた。

 

 で、有馬記念。イクイノックスもリバティアイランドもいない。枠順次第のところもあったけど内枠を引けて、これはドウデュースを信じられる!鞍上も武豊に戻って、ここで勝ってくれ、復活してくれと単勝めっちゃ買った。天皇賞秋の分も。

 道中後ろすぎる~~~思ったけど、3角から進出。中団外目から4角から直線にかけて3番手につくドウデュース。伸びろ!叫んで伸びてきて、スターズオンアースの猛追も凌いで優勝…夢かなえてくれたな…

 

 めっちゃ書いたら酔いが醒めた。後半ぐだった。有馬記念でドウデュースくんが勝った直後から興奮が止まらなくてよく覚えてないけど、好きな馬が勝つってめっちゃうれしいんだな…来年は凱旋門賞でリベンジ果たしてくれると思うので、とりあえずLサイズぬいぐるみ買って神棚に鎮座させます。